江戸すだれの種類
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外掛すだれ
夏の日ざしを柔らかく遮光し、通風もよく目隠しのはたらきもする外掛すだれは丈夫さが身上。
素材にはタケ、ヨシ、ゴギョウ、ハギ、ガマなどが用いられます。
また茶室用には皮付ヨシの風情が珍重されています。
内掛すだれ
自然の景色を室内にとりこむ日本人の知恵、座敷すだれは、平安朝の時代から今も生きつづける優雅で格調高い夏の風物詩です。
天然素材の味わいと繊細な技法は工芸品として価値ある生活道具です。
応用すだれ
すだれ障子、衝立、屏風などの応用すだれは、部屋の間仕切りに、また玄関などに日本の伝統美を演出してくれます。
ふすまに代わるお部屋の衣替えの機能は生活の句読点です。
小物すだれ
のり巻きすだれ、せいろ用すだれは、日本の食生活を支えてきた陰の立役者。業務用に、家庭用にと古くから重宝されてきました。
竹のもつ天然素材の味が日本の食文化の味をつくり上げたのです。